アリババの真実とOEMの必要性。。。

先日から代行業者さんと密なやり取りをしている織田麻里です。

ほぼ毎日電話してるんじゃないだろうか。

付き合ってんのか?っていうレベル(笑)

 

 

今年間売り上げ1000万を超えるであろう商品をODMしているんで、

織田にしてはまぁまぁビックスケール。

 

しっかし、アリババの実情を聞いてちょっとショックだった・・・( ;∀;)

 

そして、私がおススメしている代行業者さんのスタンスを聞いて衝撃&安心しました(*´Д`)

 

中国輸入を3年やってきた私ですが、、、

 

そもそも根本的なところでの考え方が違ったのかもしれない。

と思った今日この頃でした。

 

タオバオよりアリババの方が安いよ!良いよ!っていうのが当たり前の感覚だったと思うんですが。。。。

 

 

それを覆す話を聞いてしまった・・・

 

いや、以前から継続は力なりって言ってきたかと思うんですが、

現実的になってきますよね。。。

続けているといろいろ情報が入ってきます。

 

代行業者さんからあまり詳しく言わないでと言われているので、ここには書けないんですが、、、

 

セミナーで機会があれば詳しくお話します。

 

こういう裏のお話ってセミナーや懇親会でしか話せない。。。(笑)

新しい代行業者さんに簡易OEM・転売の見積もりを取ると、ほとんどの場合安くなるんですが、

OEMの見積もりを取ると代行手数料なしの原価でほとんどの場合高くなるんですよね。

 

今までにない経験なんで

「その工場のアリババのサイト見せてもらえますか?」

って言ったら

アリババに出店してないですよ!アリババには出店しないですよ!」って・・・

 

 

・・・え?(゜_゜)なんて?

 

 

どういうことか聞いたら、

 

「アリババに出店したら価値が落ちるから。」

「だって、そもそも良い商品を作っていて、固定のお客さんついてて、アリババに出店する必要ないじゃないですか!私が聞くところはアリババに出店しているところは1個もないですよ!」

 

 

・・・( ゚Д゚)まじか・・・。

 

工場もランクがあるんですよね。

 

Aランクの工場(日本と取引が長く管理がしっかりできている)は

単価はアリババの単価より高くなります。

 

Bランクの工場(まぁそこそこかな)は

だいたいアリババの価格ぐらいに落ち着きます。

 

Cランクの工場(中国品質)

これが、アリババの価格もしくはそれ以下にもできますが、

品質が落ちるし、日本との取引になれていないと

後々トラブルも多くなります。

 

日本のブランドも使っている工場~中国クオリティの安いけど品質もそれなりの工場まで。

 

中国にはたくさんの工場があります。

 

 

 

私が以前からお世話になっているタオタロウさんでも

 

「この商品めっちゃ安いんですが、品質ってどうですか?」って聞くと

 

「安いものは安いなりです」って返ってきます。

 

そりゃそうですよね。(笑)

 

なんかネットの情報って結構いい加減で。。。

タオバオよりアリババの方が安くて良いよみたいな感じだったと思うんですが。

それも違うっていうのに遅ればせながら気づいてきました(;´∀`)

一概には言えないんですが、でも、ビジネスにおいてって考えた時には

結構腑に落ちる内容なので解説していきます。

 

まず、代行業者も工場も小売りも全てビジネスだということを理解していきましょう!

 

・代行業者であれば手数料で稼ぐ

・工場であれば原価+人件費で稼ぐ

・小売であれば工場の原価+人件費+小売の利益

 

代行業者だってビジネスですので利益がないとやっていけません。

手数料とすれば5~10%が一般的です。

ただ、これって在庫も抱えずにただ仲介するだけで美味しい仕事だな~って思うじゃないですか!

 

 

とんでもない!

 

 

こんなメンドクサイ仕事ったらないですよ!(笑)

私は絶対やりたくない!(笑)

中国人と日本人の感覚っていうのはかなりズレがあります。

その両方からのクレームを受ける可能性があるんですよね。

 

相場100元の商品を50元で作ってよ!っていうような無茶ぶりをする人だっているわけです。

そのまま工場に聞くと「あんたバカなの?」って罵られるんです。。。って言ってました。(苦笑)

私は商品代の5~10%で罵声を浴びせられるような仕事は無理です!

 

皆さん、ほんと代行業者さんには感謝してくださいね!

そして、どの代行業者さんも利益をとるのはビジネスとして当たり前だということを前提に、

どこで利益を取っているのかな?ってことに注目してほしいと思います。

中には手数料無料のところがあるんですが、ボランティアか!

 

なわけない!(笑)

 

まぁあんまり書くとほんとに怒られそうなのでこの辺で。(笑)

 

 

Amazonでは「なんでこれで利益がでるの?」って商品がありますよね。

それがなぜかというと、工場が母体で販売していることがあるって覚えておいて下さい。

 

日本の工場だと上代下代とわけて卸値まで考えて販売するのですが、

中国の売価を考えた時、中国国内の上代で販売したって

日本での相場よりは安くなるケースも多々あります。

ですので、こんなところに勝つというのは難しい。。。

 

分かりやすい話、100均一の商品を100円で工場が売ればぼろ儲けってことです。

中国では50円が相場だとしたら、50円で売っても利益が出るってことですよね。

 

工場母体だったら極端な話、原価+人件費(ここが工場の利益)で赤字にはならないですよね。

アリババで販売している額でも利益が出ると言う事は、工場直販が一番強いんですよね。

大きい工場であれば日本語を話せる人を雇って、日本のAmazonで販売するなんて

簡単なことなので、それをされちゃー勝ち目ないです。

 

これが小売りだったらそこに+人件費or利益がのるのでもちろん高くなりますよね。

私達は自分の利益をのっけて販売している訳なので。

 

そんなところに勝つためのことを考えるより、もっと根本的な差別化が必要ってことですね。

 

わかりやすく言えばDaisoで100円の商品が、中国セラーは50円で利益が出るとしたら

私たちがそこに入る方法としては

 

1、100円の商品を40円で利益が出るシステムを作る

2、100円の商品を120円で売れる差別化をする

 

この2択になり、価格で言えば勝ち目がないから「2」が正解になりますね。

 

では、そもそもリサーチをするときに一旦考えたいんです。

 

やり易いかどうか?

 

以前から何度もお伝えしていますが、

 

自分がやりやすいことって

他の人もやりやすい訳ですよね。

 

ってことは真似されやすいから自分よりも資金があってノウハウをしっている人であれば

すぐ潰されるわけです。

 

今からの時代は誰かの真似だけでは生きていけなくなると思います。(圧倒的資金力があれば別)

 

ですが、真似できない(真似しにくい)何かをもっていると強い!

小さな市場でも月利30万以上とれるところがリサーチしていたらぽんぽん出てきます。

 

ただ、そんなところはリサーチに入ってもいないし、入っていても作る術がないものもあります。

仮に作れたとしても利益<リスクで仕入れさえできないところが多い。

 

こうなってくると仕入れができるっていうだけで勝ちな市場もあります。

 

そういうところを狙うスタイルが今後は美味しい市場になっていくと思います。

 

 

私のコミュニティーではちょいちょいこういうところの細かいリサーチ基準を出しているんですが、

 

仕入れ130元、売価10000超えなんて商品も結構あります。

 

利益率いくらなんだって話。(笑)

 

 

皆さんもしっかりリサーチすることで息の長いビジネスをしていってくださいね(^^♪

 

 

 

それでは~