今日は私という人間について少しお話してみようと思います。
セミナーも近いので少しでも私という人間を知っておいていただいた方が
良いかと思いまして。
問い合わせの中で結構「織田さんってすごいですよね」みたいなことを
よく言われるのです。
自分ではすごいとは思っていないんですが、
人から見ると「よくできるな」というスピード感で動いているようです。
止まったら死ぬ。
それぐらいのスピード感で動いています。(笑)
凄いかどうかは別として、相当変わっているというのは事実ですし、
こういう仕事ではむしろプラスに働きます。
ということをお伝えしようと思います。
お子さんが発達障害で悩んでいる人や、自分が人と違うということで悩んでいるそこのあなた!に。
少しでも楽になっていただければと思います。
今私はとても楽しく過ごしていますし、「人と違う」というのは単に大多数と違うだけで、
本当はどっちがおかしいかなんて言っていること、比べていること自体がナンセンス!
と思っています。
ずっーーーと母から「当時、発達障害って病名があればあんたは絶対そうやった!」って言われています。
当時はそういう病名もなかったから、ただ「わがままな子」とか「親の育て方が悪い」とか「言う事を聞かない子」ってもう聞き飽きるほど聞きました。
ほんと、写真のように、皆がワンピース着ている時にスイカの皮でビキニ作っているような子でしたので、当時からだいぶ一般からはずれていたのはたしかです。(笑)
それを聞いてもまぁそうでしょうね。(笑)って思うんですが。
元来私は誰かと一緒というのが嫌いです。
「誰かと一緒」「何かと一緒」っていうのが嫌いです。
何かに縛られるというのが物凄く嫌いなんです。
「普通は」とか「皆は」とかよく言われていましたが、
どうも小さいころからそう言われるのが嫌いでした。
「私は私、他人は他人」
という感覚でして。
小さいころ「〇〇ちゃんの家も持ってるから買って~欲しい~!」とか言うと
「よそはよそ!うちはうち!」
とか言ってくるわけですよ!
そのくせちょっと私が違うことすると
「皆そんなことしてないでしょ!」って注意が入るんですよ!
それこそ
「よそはよそ!私は私!」
なわけですよ!(怒)
まぁこんな性格なもので母親からすると、
学校から電話はかかってくるし、、、
友達とのトラブルが絶えなかったんですよね。(笑)
自分の思ったことを思ったようにやりたい!とやってしまうので、
友達がどう思う?どう思われる?とかそういう感覚が思いっきり欠如しているんです。(笑)
逆に自分のやりたいようにやっている友達を見てもなんとも思わないんですよね。
例えばですが、
おしゃれしてベ〇ツの前でわざとらしくワインと自撮りをしてUPしている友達がいまして、
同級生たちは「なんか感じ悪いよね~(羨ましいよね~)」と思ったり言ったりするんですが、
興味がないんですよね。
「羨ましいならやればいいじゃん」
と思うんです。
もちろんそれがやりたければ私はやりますし、
ベ〇ツに乗りたきゃなんとしてでも乗ります。
そのための努力は惜しみません。
皆で一緒♪が良い日本の教育の中ではもちろんのことながら問題児扱いです。
問題児であることは間違いないんですが。。。
ただ、こっちからすると、協調性のある皆がおかしいわけで、
そもそも理解できなかったんです。
小さいころから、なんか知らないけど、周りが嫌な顏してる。
その後決まって親から注意される。
子どもながらに怒られるんで便宜上「分かった!」っていっておくんですが、
根本分かってないから同じことを繰り替えす。(笑)
お母さん、ごめんなさい(ノД`)・゜・。(笑)
と今は思うんですが、その当時は本当にわからなかったんです。
ただ、これも経験で、こんなことをいうと相手が嫌な顏するな。。。
っていう経験を積むとある程度の年齢までいくとそれなりに社会性も出てきたり。
私の場合は中学校3年生ぐらいでようやく少しずつ社会性に溶け込むことができました。
が、根本が違うのでその後もちょいちょいトラブルを起こします。(笑)
ただ、「普通は」「一般的には」とか言う感覚が欠如している私にとって
社会に溶け込むのは容易ではないんです。
たぶんですが、「普通の人」の5倍ぐらい努力しないと人間関係が保てないんです。
なので経験則からこういうことを言ってはまずいとか
こういう話の時は自分はこういうポジションにいたほうがいいとか
ものすごく考えるわけです。
「普通の人」は当たり前にできることが私にとっては物凄く大変でしんどいことなんです。
もう一度言いますが、こっちからすると「普通の人」がおかしいんです。(笑)
自分の中にない感覚をどうにか経験則から手繰り寄せ会話をする。
それがめちゃくちゃしんどい。
なので、「あんたは変わってるよな」と思ってくれる人とだけの関係でいいんです。
それでも一緒にいてくれる人だけで。
同級生の中でも私を「やばい奴と思うわ(笑)」と言いながら変わらず付き合ってくれる人もいます。
本当はそこだけで済ませたいんです。
ただ、4人子どもが生まれると好きな人とだけ付き合うわけにはいきません。
それぞれママ友と言われる繋がりもありますし、自分を押し殺してでも付き合わないといけない時もあります。
また、子供たちは他人が言ってくれないようなことをズケズケ私に吐いてきますので、
ものすごく勉強になるんです。(笑)
「ママってさ~俺が〇〇っていうといっつも〇〇って言うよね~。俺は〇〇って言ってほしいんだけど。」
「ママって〇〇って風には思わないの?」
ここで「はっ・・・(; ・`д・´)なるほど、普通の人はそう思うのか!」と一つずつ経験を積んできて今に至ります。
私にとって4人子どもがいるということが物凄く成長になるんです。
ですが、、、看護師の仕事ってなるとそうもいきません。
看護師の仕事は物凄く好きですし、人見知りもなく割と誰とでも話すことはできるので、ある一定期間だけ過ごすことはできるんです。
看護師は毎日同じ患者さんを担当するわけではないので、その点、その日8時間ボロがでなければいい!と思えばそこまで大変なことではないんですね。(笑)
でもですよ!詰所が問題なんですよ!(笑)
そこでは濃い付き合いが待っていますし、ボロが出ないように必死なんですが(たぶん出てるけど)
看護師という仕事自体が緊迫した中で薬の管理だったり、酸素の管理だったり、全身管理を行っていますので、そこに集中しながらスタッフとの関係も保たなければいけないというとてつもなく過酷な環境に追いやられます。
そして、家では家事・育児が待っている。
正直クタクタです。(笑)
生きていくために働くのに、メンタル死んでいくという素晴らしい環境です。
私が患者さんに向き合ってもその後の勤務で同じようにしてもらえるとは限らないし、
全てが自分の思い通りにいかなさ過ぎて、メンタル死にます。(笑)
楽しいこともたくさんあったんですけどね(^^♪
お金のために働くなら看護師でもよかった気がします。
ただ、人生を豊かにするという意味では商品を開発して販売する、顧客から反応があるというこの仕事がどうも合っている。
得てして、こういう人種は普通ではないので普通の人が考え付かない商品だったりリサーチができるんですよね(笑)
今になって、こういう仕事をしていく上では私は発達障害だったことがむしろプラスに働いています。
皆にはない感覚なので、他にはない視点での切り込みができるんです。
でもここに来るまでは、人に理解されないというのがとっても苦しかったり、
なんで自分がいつも理解されないかということ(そもそも感覚的に違うので答えがでない)
ことに悩んだ時期があったのは事実です。
そしてきっと「発達障害」って言葉や「適応障害」って言葉が確立された裏には、
こういう人種が増えてきているんだと思っています。
サラリーマンになるには圧倒的に不利でも、得意分野においては希少人種の方が圧倒的に有利だと思いますので、
自分に合った道を見つければ人生楽しく生きていけますよってお話でした。
それでは~